そなえ基金とはそなえ基金の仕組み
そなえ基金は、災害中間支援組織の設置と機能強化をサポートし、
全国どこで災害が発生しても、必要な支援が適切に届く仕組みを目指しています。
災害中間⽀援組織の設置と機能を充実させる
そなえ基金は、都道府県域における新たな災害中間支援組織の設置をサポートし、調整の役割を果たせるよう、その機能強化の取組を進めています。
2024年現在、23の都道府県で災害中間支援組織が設置されていますが、全国的に見ると半数以上の都道府県が設置準備中または未設置です。南海トラフ巨大地震をはじめ、各地で起こりうる地震や水害に備えるためにも、47都道府県すべてに設置されるよう、さらなる働きかけが必要です。
災害中間⽀援組織
すでに災害中間支援組織が設置されている都道府県でも、調整役を担う人材が不足していたり、平時の活動に割り当てられる予算が限られていたりと、機能を充実させる環境が整っていません。過去には、複数の自治体が被災した際、人員不足から各地域に調整担当を配置することができず、情報共有の場を設けることができませんでした。
そなえ基金は、例えば以下のような活動をサポートすることを想定しています。
そなえ基⾦のサポート



しかし、調整役は直接的な支援ではないため、一般には理解されにくく、また災害時と比べて平常時の寄付金集めは厳しいため、二重に困難です。
そこで、「そなえ基金」を設立することで、幅広い企業・団体・個人の賛同を得て、新たな寄付の流れを作り、災害中間支援組織の設立サポートや機能強化を目指します。
そなえ基金で実現したいこと
「そなえ」の取り組みを通じて、災害がどこで発⽣しても、必要な⽀援が確実に届けられる仕組みを作ります。
そなえ基⾦は、災害中間⽀援組織の平時の活動をサポートします。
そなえ基金は、全国と地域の災害対応⼒の強化を実現します。